日本の暑くて湿度の高い夏を乗り切るシャツ

まずは絶妙なプリーツワークとスリットの入り方です。
コロンのシャツの多くは前身や後身にプリーツが入っています。
アイコンである「CSH-1」は前身の襟からインプリーツが伸びており、背面では両サイドのプリーツが入っています。着丈は長いですが、サイドに深くスリットが入っています。

これらの要素によって、正面から見ても、横から見てもAラインシルエットを実現しており、身体にまとわりつくことなく、さわやかに過ごすことができます。

次に、長い剣ボロも暑さを逃れる重要なポイントです。
「CSH-1」については剣ボロが長く、ボタンが2つ付いています。この2つのボタンを開けて過ごすだけでもかなり快適ですが、それでも暑い際はガバッとひじの上まで袖を捲ることができます。

最後に、背中ヨーク部分のディテールである「スプリットヨーク」です。
これは良いシャツの条件とも言っていいディテールで、背面のヨーク（肩の丸みにフィットするよう、肩から背中にかけて切り替えてある部分）は真ん中で分割し、生地をバイアスに配置することを指すのですが、これによって肩の可動域が広くなっています。動きに制限が少ないということも快適に過ごす大きな要因です。

夏まで着用できるコロンの長袖シャツ。
是非一度体感してください。